2015年12月27日日曜日

フランスの映画館に挑戦

日曜日は旦那さんの希望でスターウォーズ最新作を見に、映画館へ。

フランスの映画館は初めてなので不安でしたが、事前にネットで英語字幕版の時間をチェックし、その時間に合わせて行きました。

ところが映画館に入ると、窓口がなくチケットは全て入り口のタッチパネル式の券売機で買うシステムでした。

パリではマクドナルドやKFCも注文は店内に4〜5台並んでいるタッチパネル式の機械で行い、調理と商品の受け渡しだけ人の手で行なっているところが多く、アメリカよりも労働の機械化が進んでいるように感じました。


マクドナルドやKFCの機械は英語が選択できますが、困ったことに映画館の券売機はフランス語のみでした。

映画のタイトルの横に小さくポスターの写真はありますが、スターウォーズだけでもたくさんの選択肢があり、どれが字幕版か吹き替えかがわからず、奥の売店の人に出て来て助けてもらいました。

売店ではポップコーンとジュースのみ販売しており、コーヒーとポテトチップス等スナックの自販機が別にありました。

とても小さくシンプルな映画館でした。


シアター内は椅子がふかふかで快適でした。

座席は決まっていないので、良い席を取ろうと早めに入るとほぼ空席で、スターウォーズの人気がないのかと思いきや、予告編が終わり本編が始まる直前になってどっとたくさん人が入ってきました。

フランス人はのんびりしているので席取りは焦らなくても大丈夫そうです。

また日本やアメリカの映画館は普通トイレがたくさん並んでますが、さすがトイレのないパリ、数十人入れるシアターが複数あるのに個室のトイレが2つしかありませんでした。

映画が終わってから並んだので問題はありませんでしたが、始まる前には余裕を持って済ませた方が良さそうです。


スターウォーズはフランスでもかなり人気があるようで(宣伝に力を入れているからか)町中にグッズが売っていたり、アパレルブランドがコラボしていたり、ラファイエットの外のショーウインドーは全てスターウォーズの展示がされていたり、ラファイエットオムには映画で実際に使った衣装の展示もありました。


メンズアパレルブランドcelioのシャンゼリゼ通り店


ラファイエットの高級ブランドが並ぶフロアにも下のポスターが‥よく見ないと気付きません。

ラファイエットのポスター

2015年12月26日土曜日

パリのアウトレットモール、ラ・ヴァレ・ヴィラージュ

クリスマス翌日はアウトレットモールへ!

カナダ在住時には12月26日はBoxing Dayといってセールが始まる日で、みんな買い物に行くので、その名残でこの日は無性に買い物がしたくなります。

ですがフランスではセールは年2回、6月の最終水曜日と1月の第2水曜日から5週間と決められているので、12月26日に特にセールはありません。


アウトレットまでは地下鉄では行けないので、RERという郊外に繋がる路線の電車に乗ります。

パリ中心部からアウトレットモール最寄駅Gare de Val d'Europeまでは40分ほど。

最寄りのRER駅、Auberへ入ると、恐ろしく汚い&臭い‥

駅がこれだけ汚いと車内はどれほどか‥と心配になりましたが、車内は意外にも綺麗で、アウトレット最寄駅もとても綺麗でした。

車窓からの景色を見ていると、パリを離れてしばらくして新築の高層アパートや広い駐車場付きの大型のカルフールが見え、何だかフランスではなくカリフォルニアの田舎に戻ってきたような気分に。

途中車内で2度別のホームレスの方が、黄色いカードを目の前に置いていきました。

それにはフランス語と英語で、「自分はホームレスで仕事もなく、子供がいるのでお恵みを」という内容が書いてあり、しばらくするとカードを回収に周りながら数人にお金をもらっていました。

Gare de Val d'Europe

駅の出口を出るとすぐにショッピングモールの入り口が見え、その中を通っていくとアウトレットモールに繋がっています。


出発前にこのアウトレットモールに行かれた方の体験ブログで、VISAカードを持っていると値引き価格からさらに10%オフになるクーポンがもらえると知り、着いてまず早速ウェルカムセンターに行きました。

すると、そのクーポンは日本、中国などアジアのVISAカード保持者が対象とのこと‥

私たちはアメリカのVISAカードしか持っていなかったのでクーポンはもらえませんでした。

モールに着いたのは午後1時頃でしたが、すでにとても混んでおり、バーバリーやグッチなど人気のブランドは店の前に長い列が。

高級ブランド店は1度に店内に入れてくれる人数が少ないので、一度お店に入ればゆっくりと見られますが、FRED PERRYやLongchamp、repetto等のカジュアルブランド店内は人がいっぱいで、レジも大行列でした。

お店を出るたびどっと疲れます。

フランスはどこもそうですがこちらも例に漏れず、モールが広い割にはトイレが少なく女性トイレはすごい行列でした。

かなり長い列、次でいいや‥と思って次のトイレに行っても状況は同じです。

電車駅側から歩いて来る人、車で駐車場から来る人がそれぞれ両端にある入り口から入ってくるので、どこも空いているところがありません。

最終的にLongchampの欲しかったバッグと、日用品を少し買いましたがその荷物を持って人混みの中を歩くのに疲れ果て、あまりショッピングは楽しめませんでした。

今回下見をしてセール期間にまた来たいと考えてましたが、すでにこんなに混雑していたので、セール期間はやめておこうとの結論に。

帰りは8時頃に電車に乗りましたが、パリのディズニーランドが隣の駅なので、ディズニー帰りの家族連れで電車もとっても混んでいました。

再チャレンジは平日や空いていそうな時期に!

2015年12月25日金曜日

ノートルダム大聖堂へ

クリスマスの日はノートルダム大聖堂へ。

パリの街中はクリスマスはどこも閉まっていると聞いていましたが、ノートルダム大聖堂はクリスマスも中を見学できるとのことで、せっかく会社もお休みなので出掛けてみました。


家を出るとオペラ座周辺は全然人がいない!

カフェもお店もラファイエットですら閉まっているので、普段の雑踏が嘘のように静まり返っていました。

地下鉄もガラガラで、Pont Mari駅から地上に出ても誰もおらず本当に大聖堂が開いているのか不安になりました。

橋を渡りセーヌ川の中央に浮かぶサンルイ島へ入ると、数件のカフェやお土産やさんが開いており人がパラパラと増え始め、ノートルダム大聖堂のあるシテ島に入ると一気に人が増え、賑わっていました。

通りのカフェもお土産屋さんもみんな開いていました。

お土産屋さんに、先日プランタン前の帽子の売店で15ユーロで売っていたベレー帽と同じものを7ユーロで見つけて買いました。

周辺の通りや橋が通行止めになっており、中に入るには一度大聖堂裏の公園から対岸の方へ渡って、ぐるりと周る必要がありました。

その時に渡った橋もPont de l'Archevecheという有名な橋だったようで、この橋に恋人たちが南京錠をかけ、鍵をセーヌ川に投げ入れるとずっと結ばれると言われているそうです。

橋を歩いていると鍵を売り歩く人が声を掛けてきたり、近くに露店もありました。

鍵は一番小さいもので3ユーロ位でした。


ノートルダム大聖堂は対岸からもきれいに見えるので、写真をたくさん撮りました。


下はシテ島に戻る橋の上から撮った写真です。


橋を渡るとすぐ行列が見えました。

ノートルダム大聖堂に入る行列はすごく長くて、柵に囲まれた敷地内に入るまで約40分程掛かりました。

私たちはラッキーなことに、並び始めてすぐ近くのバスから20〜30人の団体旅行客グループが2つ降りてきて並びだしたので、行列がすごく長くなる直前に並ぶことができました。


敷地に入る前と大聖堂に入る前の2箇所で荷物のチェックがありました。

2度目の列は短いのですぐ入れます。

大聖堂前の広場には警察や軍人さんがたくさんいました。

大聖堂に入る前には帽子を脱ぐよう注意されます。

ここでベレー帽子を脱ぎ手に持っていたのですが、気がついたら失くしていました‥。


大聖堂の中は薄暗い中にたくさんのステンドグラスがとても美しいのですが、荘厳な雰囲気に似合わず非常にザワザワとしていました。

今まで行ったことのある教会で一番観光客がうるさかったように思います。

何度も係りの人が静かにするように注意したり、日本語も含めた様々な言語で、静かにするようにと注意のアナウンスが流れていました。


ステンドグラスを夢中で見上げて歩いていたので、全く帽子を落としたことに気付きませんでした。

ノートルダム大聖堂の後はカフェを求めて対岸のサンミッシェルまで歩きました。

川を渡るとすぐに見える立派な噴水が、1860年に作られたサンミッシェルの噴水というもので、有名な待ち合わせスポットだそうです。


近くでカフェを探していると、クレープリーが多いことに気が付きました。

クレープが有名な町なのかも?と思い取り敢えず栄えていそうなお店でバナナヌテラのクレープをいただきました。


後で調べたところ、このRue Saint Andre des Artsはクレープ屋さんが多くて有名だそうです。

クリスマスでもこのエリアはケバブ屋さんやパン屋さんも開いていました。

オペラ周辺はどこも閉まっているので、パンを買って帰りました。




2015年12月24日木曜日

フランスのクリスマス料理に挑戦!

初めてフランスで過ごすクリスマスなので、フランスのクリスマス家庭料理に挑戦することにしました!

ネットで調べると、以下の物がフランスのクリスマス料理には定番のようです。

・シャポン (Chapon)
・ブーダンブラン (Boudin Blanc)
・フォアグラ
・チョコレート

このメモを持ってラファイエットに行きました。


まずはシャポンを買いにお肉屋さんへ。

シャポンは去勢した雄鳥で、去勢したことで太って美味しくなるそうです。

お肉屋さんに一番小さいものを聞くと、5キロはありそうなかなり大きい頭付きのシャポンを見せられました。

小さいものはパック詰めのお肉コーナーにあると教えてもらい、無事2キロ弱の小さいシャポンをゲット。

ブーダンブランは以前TVで見たことがあり、クリームの入った白いソーセージで皮を残して食べるそうです。

こちらはソーセージ屋さんにあり、味がわからないので1つだけ買いました。

ソーセージ屋さんに調理法を聞くと、バターで両面4分ずつ焼いて、皮を外して食べるとのこと。


フォアグラはクリスマスなので奮発してグースのものを同じソーセージ屋さんで買いました。

1センチ程の厚みにカットしてもらい、20ユーロでした。

チョコレートもクリスマス仕様の箱が売っていたので一目惚れで購入。


 ディナーに合わせてメドックのワインも買いました。


ブーダンブランはちょっと焦がしてしまいましたが、皮は食べないそうなので大丈夫!

シャポンはシンプルに塩、ハーブ、レモン、オリーブオイルで味付けしオーブンへ。

アメリカでターキーを買うと、お腹に首や内臓を入れてあるのですが、このシャポンのお腹は空っぽでした。

お腹にはレモンとハーブを詰めました。

タコ糸を買い忘れ、足は開いてしまいましたが良い感じに焼けました。


ポテトはシャポンの周りで一緒にグリルしたかったのですがオーブン皿が小さくて入らず、別に茹でました。


初めて食べるものばかりですが、どれもすごく美味しかった!

シャポンはとてもジューシーで全然臭みがないのにチキンの味がしっかりしてました。

パックを開けた時は結構羽も付いてたので、頑張って抜いて、お腹の中も塩で一生懸命洗った甲斐がありました。

ブーダンブランはクリームが入っているだけあってふわふわで、味はお肉だけどはんぺんのような食感でした。

お肉屋さんのオススメだったバターで焼くのも、香りが絶妙でした。

フォアグラは高かっただけあって、すごくなめらかで口の中で消えていくようでした。

バゲットにたっぷり乗せていただきました。

お菓子づくりの道具があればぜひケーキにも挑戦したかったのですが、引っ越し荷物はまだ届かず、持っている道具を買うのももったいないので近所のパン屋さんでブッシュドノエルを買いました。


結構バタークリームの部分が多く、ディナー後に食べるには大分ヘビーでした。

2スライスだけ食べて冷凍庫に眠ってもらいました。

フランスの人は24日の夜は教会のミサへ行くそうで、帰ってから遅くにクリスマスディナーをするのが伝統だそうです。

私たちはアメリカナイズドされたアジア人夫婦らしくゆっくりディナーを取り、家で映画を観て過ごしました。

2015年12月23日水曜日

トラブルだらけのフランス銀行口座開設

会社が用意した仮住いの住所とレンタル携帯電話で電話番号が準備できたので、口座開設のため銀行へ!

仮住いのアパートは短期で賃貸物件を扱う不動産会社から借りていますが、非常に不便なことに郵便受けが使えません。

不動産会社に問い合わせると、オーナーが自分宛の郵便が来るかもしれないので、郵便受けの鍵をテナントに渡したくないとのこと。

郵便が受け取れないなんて‥仕方なく会社の住所を使わせてもらうことに。


銀行は英語が話せる方を朝9時半に予約していましたが15分ほど待たされました。

会社から口座開設に必要な書類は事前に案内があり、全て用意したので手続きはスムーズに進みましたが、2人の名義の共通口座を作ろうとすると住所が会社のものなので出来ず、結局主人の名前で口座を開設。

講座は主人のものですが、カードのみ2枚、私の名前でも作ることに。

カードの種類を聞くと、フランスではデビットかクレジットかの分類はなく、1種類のカードを引き落としや買い物に使い、支払い方法は自分で設定できるとのこと。

説明を聞いてサインし、1週間後に届く確認書を持って再度銀行に行けばカードがもらえるそう。

わざわざ再度行かなければいけないとは‥カードを送付してくれれば早いのですが安全のため送付はしていないとのこと。

日本、アメリカとは異なるシステムに少々戸惑いながらも何とか1時間以内で終了。

来週無事にカードがもらえますように。


【追記】
1週間後の12月30日に届く予定でしたが31日になっても届かず、そのまま年を越してしまいました。

カードがなくても口座は先にできていると聞きましたが、銀行のウェブサイトにもログインできない状況なので確認できず。

一応口座開設に行った日にもらった書類で健康保険の申請は出せたので、2週間後には保険証が届く予定です。

早く全部済ませて旅行に行きたい!

【追記2】
約束の日を過ぎても手紙は来ず、年明け1月4日に主人が銀行に出向くと、とにかく用意できたら手紙が届くのでそれまで待てとのこと。

【追記3】
1月6日銀行より封筒が届いたので持っていくと、それは口座ができた案内で、カードができた知らせは別に届くとのこと。

金曜日(1月8日)にはできると言われる。

【追記4】
1月12日また別の封書で銀行より、パスワードが書かれたものが届いたので出向くと、カードは銀行に用意されていたものの、そのPINコードが記載された封書が当方に届いていなければ、再申請しなければいけないとのこと。

こちらはその2つ(講座ができた案内とパスワード)以外は何も受け取っておらず、結局再申請となりました。

口座自体はできているのでカードがなくても窓口でお金はおろせると言われましたが、お願いするとシステムのダウンかなにかで一時的にここではできないので、と他支店を紹介されました。

もうすぐ渡仏後1ヶ月ですが未だに銀行のカードもなく、健康保険証も初めに聞いた予定より1週間遅れています。

妹より、フランスの銀行は恐ろしく手際が悪くフランス語ができる彼女でも開設まで2ヶ月間かかったと聞いていたので、少し構えてはおりましたが、やはり中々手強そうです。

【追記5】
1月15日、カードが届いたと連絡があり、ようやく受け取ることができました。

試しにATMでお金を下ろしてみると、無事成功したので一安心。

と思いきや主人のカードで買い物しようとすると、コードのエラーでできません。

ATMと同じコードなので間違えるはずはないのですが、3度コードがエラーになったといことで、カードは使えなくなってしまいました。

メールで問い合わせると、この場合コードのリセットなどはできないので、また新しいカードを取り直す必要があるとのこと。

再度カードを待つことになりました。

私のカードだけは買い物で使えたので助かりましたが、主人には現金を渡すしかないのでやはり不便です。

【追記6】
1月26日、新しいカードが届いたと連絡を受け取りに行きました。

試しにラファイエットで夕飯の買い物をしたところ無事使えました。

1月以上掛かりましたが何とか全て解決です。

フライトで壊れたスーツケースのその後

シャルルドゴール空港到着時、持ち手が破損していたスーツケースはブランドや購入時の値段を聞かれ、その日の夜8〜10時の間に自宅に新しいものを届けてくれるとのことでしたが、結局来ませんでした。

週末だったので月曜日に再度電話をしてみると、(フランス語のできる妹に掛けてもらうと)またその日8〜10時に来るとのことで待ちましたが再度来ず。

妹が再度電話し、英語を話す担当者とEメールでやり取りできるよう伝えてくれたので、事実を伝え改めて日程を調整し、会社に支給された電話番号を伝えましたが、家の前に着いたとの電話が何故か妹の携帯にありました。

すでにリヨンへ帰っていた妹から電話を受け、すぐ玄関へ降りて無事受け取りました。

配達の人はフランス語しか話しませんでしたが、書類に会社名があり、受け取りのサインをするだけだったので特に問題ありませんでした。

車には他にもたくさんの新品のスーツケースが乗っていたので、それだけ破損があったということなのでしょうか‥

またEメールのやり取りの際、初めに取り替えてもらう予定だったモデルが聞いたこともないブランドだったので、納得できないと伝えるとSamsoniteの物に変えてくれました。

何はともあれ約束の時間に現れず何度もリスケジュールをしたり、伝えた番号に連絡が来ないなどはアメリカ生活で慣れっこなので、壊れた日から7日後でしたが、無事新しいものを受け取れ一安心。

もし7日以内の短期滞在で旅行中だったら、新しいスーツケースは受け取れなかったかもしれませんが‥。

2015年12月20日日曜日

マレ地区でランチ&妹の見送り

到着4日目はついに妹がリヨンへ帰るため駅に見送りに。

早めにアパートを出て、リヨンまでの長距離電車が出ている駅に近いマレ地区を観光することにしました。

妹曰くマレ地区はパリの代官山的なオシャレスポットとのこと。

小さい通りに可愛いカフェや雑貨屋さんが並びます。

駅前のメリーゴーランド

ブランチのカフェを探していると、通りには異様にたくさんの軍人さんがおり、何かあったのかと心配になりました。

通りに入るとケバブ屋さんが多く、本屋さんや雑貨屋さんのお店の窓にハヌカが並んでいたので、ジューイッシュの街だったようです。

あとでインターネットで調べるとテロ攻撃が起きたこともあり、襲撃されたシャルリー・エブド社もこの近くでした。

身近にテロ攻撃を受けた現場が複数あることに再度気付かされました。


旦那さんはアメリカスタイルの朝食のような、卵料理が希望だったのでメニューを見ながらお店を探し、見つけたカフェ"les philosophes"に入りました。


クロワッサンがサクサクですごく美味しい!

メニューにシェフのお名前があり、なんと日本人の方でした。

ウェイターさんもとても親切で、英語で丁寧に説明してくれました。

アメリカでは適当にお店を選ぶと失敗する可能性が高いので、いつもYelpで調べてから入ってましたが、パリではフラッと入っても今のところ美味しくないお店に当たったことはありません。


昼過ぎの列車だったので、ブランチ後はすぐリヨン駅へ。

こちらも大きい駅なので軍人さんがたくさんいました。

電車は外から見ると新幹線のようでとても綺麗でしたが、妹によると中は汚いそうです。

特にトイレは気持ち悪くて使えないほど汚いとのことでした。


妹が乗車するのを見送り、帰りの地下鉄に乗りましたが、今までボーっと妹の後を付いていくだけだったので、早速どちら側のホームから乗るか、切符の買い方などに手惑いオロオロしてしまいました。

その後買い物も行きましたが、フランス語ができる人がいないとちょっとした買い物もすごく大変でした。

バターとミルクが買いたいだけなのに、それぞれフランス語がわからず、まだ携帯電話も使えないので調べることもできません。

牛の絵が描いてあるペットボトルがたくさん並んでますが、クリームかもしれないし、バターもそれらしい包みを見つけ、チーズかもしれないけれど、賭けで買ってみたらどちらもなんとか正解でした。

それから買い物の前にはきちんとフランス語でリストを作ってから出かけるようになりました。

2015年12月19日土曜日

エッフェル塔

パリ到着3日目はエッフェル塔を見に。

地下鉄のEcole Militaire駅で降り地上へ。

駅からRue du Commerce沿いに歩くとすぐ公園があり、奥にエッフェル塔が見えました。


このシャンドマルス公園では小さいエッフェル塔のキーホルダーや飾りを売り歩くお兄さんがたくさんおり、かなりしつこく話しかけてきて怖い!

1人去るとまた1人と近づいてきます。

公園の中をエッフェル塔に向かって歩いて行くとクリスマスビレッジが出ており、ワッフルやチュロス、ホットワインなどが売られていました。

観光客がいっぱいで中々前に進めず目の前に見えている塔の下まで行くのに大分時間が掛かりました。

またクリスマスビレッジの人混みの中にはアンケート用紙を持ったお姉さんがたくさんいて、英語ができるか、アンケートの協力を、と話しかけて来ます。

これもアンケートに集中している間に財布などをスられるそうなので、避けるのが大変でした。


エッフェル塔は展望台もありますが、今回は上には登りませんでした。

塔をくぐってセーヌ川を渡り、シャイヨー宮へ。


こちら側からはまた違った景色のエッフェル塔が見られます。

シャイヨー宮の階段の上から街の景色も見渡せてとても綺麗です。

人はかなり多いですが‥

そのあとはシャイヨー宮を出てTorocadero駅近くのカフェのテラスでランチ。

ハムがたっぷりと入ったキッシュロレーヌをいただきました。


到着早々凱旋門&エッフェル塔を観光しましたが、遊んでばかりでは家が片付かないので、ランチ後はスーパーで掃除道具やキッチン用品を買い、すぐ帰りました。

2015年12月18日金曜日

凱旋門とシャンゼリゼ通り

パリ到着翌日は留学中の妹の案内で凱旋門とシャンゼリゼ通りへ。

私たちのアパートはオペラ座の近くなので、地下鉄の最寄りの駅まで徒歩3分ほどの便利なエリアでした。

妹が事前に地下鉄のチケットを買っておいてくれて、私たち夫婦はただ付いて行くだけ‥時差ぼけでぼーっとしているのでとてもありがたい。

疲れていれば家で休んでいても、と聞いてくれましたが、パリは小さいので20分ほどで行けるのと、3日後から仕事が始まると中々出かけられないかもしれないので観光することにしました。

地下鉄の駅を出ると目の前に凱旋門が見えてパリに来たことを実感!

当然のことながら凱旋門の周りは観光客が多くごった返しており、銃を持った軍人さんもたくさんいました。

天気はあいにくの曇り


その後は凱旋門目の前のシャンゼリゼ通りをぶらぶら。

妹がフランスのアパレルブランドやカフェ、ファーストフード店など色々解説してくれました。


そして憧れのラデュレでお茶をすることに。

アメリカではマカロン作りにハマり、色々なお店のマカロンを試しましたが、やっぱり本場は全然違う!

厚さがあるのに空洞はなくきちんと中身が詰まって焼きあがっていて、それでも全然ベタベタしないパーフェクトな焼き加減。

フレーバーによってはクリームがかなり緩く、気になったのはローズ。

香料がかなり強めで1口で口の中が完全にバラの香りに。

ふわっというようりはブワッと香る感じ。

パリ転勤は1年の期限付きのためお菓子づくりの道具はアメリカに置いてきてしまい、早くアメリカに帰ってまたマカロン研究がしたくなりました。




ラデュレの後はシャンゼリゼ通りのクリスマスビレッジへ!

クレープやカヌレ、ホットワインの屋台から良い香りが‥でもディナーを美味しく食べるために我慢。


本当はルーブル美術館まで歩く予定が、色々なお店を見ていたらすっかり暗くなってしまったので予定変更。

イルミネーションの中コンコルド広場まで歩きました。

広場にはトリコロールカラーでライトアップがされた観覧車があり、そこからシャンゼリゼ通りの方を振り返るとライトアップされたエッフェル塔、凱旋門が見えとても綺麗でした。

かつてはここでルイ16世やマリー・アントワネットがギロチンにかけられたなんてとても想像できないほどロマンチックな景色が見られました。


ディナーは広場の近く、妹がネットで調べてくれたダック料理のお店で。




赤ワインとダック料理の組み合わせは最強でした。

本場のフランス料理はすごいレベルだと早速夫婦で感動。

意外だったのはワイン。

フランスに来たら何ページにも渡るワインリストがあるようなイメージを勝手に持っていましたが、赤は3種類しかなく、注文するとワイングラスになみなみと注がれ‥アメリカで買ったワインの本には、香りを楽しむためにワインを注ぐのはグラスの3分の1までにすること、とあったのを思い出します。

でも実際、ワインはフランス人にとってすごくカジュアルなものなのだと実感。

お店もカジュアルなビストロだったので、ワインもフランスではそこそこのものだったのかもしれませんが私たちは大満足。

行きは凱旋門まで地下鉄を使いましたが帰りはアパートまで歩きました。

パリの道は複雑ですが街は小さいので、慣れれば結構どこでも歩いて行けそうです。

2015年12月17日木曜日

パリ到着、早速トラブル。スーツケースの破損

到着初日。

私達の乗った羽田発パリ行きのフライトは、先月の同時多発テロの影響か機内がガラガラでした。

前日の荷造りであまり寝ていなかった私は機内で爆睡していたため、あっという間にパリに到着していました。

入国審査の列で近くにいた日本人団体旅行の添乗員さんによると、普段は観光客で長く行列になりますが、テロ以降は空いていますよ〜とのこと。

列はどんどん進み、私達夫婦の番になりドキドキしながら進むと、ビザをちらりと見ただけで何の質問もなく通され驚きました。

アメリカでビザホルダーが入国審査する際は、仕事のことなど複数質問され結構時間が掛かります。

フランス語が心配だったのと、テロの影響で外国人の入国は厳しくなっているかと思っていたので、拍子抜けでした。


バゲージクレームで荷物を取ると、3つのスーツケースのうち1つの持ち手が取れてなくなっていました。

カウンターのスタッフに恐る恐る英語で聞いてみると上手な英語で返してくれたのでひと安心。

破損手荷物についての書類を記入し、その日の中にアパートまで新しいスーツケースを届けてもらえることになりました。


そして出口を出るとすぐ妹の姿が!

留学中のリヨンから2時間以上かけて空港まで来てもらってとてもありがたく‥フランス語が話せる家族の存在はとても心強いです。


タクシーでアパートへ向かう途中にスタジアムが見え、運転手さんが同時多発テロのあった場所の1つだと教えてくれました。


小さな範囲で、何度もテロ攻撃が起きている街にこれから住むことを実感し、少し怖く感じました。

11月のテロでは通りに面したレストランで食事中の人達が銃撃され、直後は人通りが少なくなった街の様子をニュースで見ましたが、1ヶ月たった今では大通り沿いのどちらのレストランも賑わっており、テラス席でもたくさんの人が食事をしていました。

楽しそうな人々を見てフランス人の強さと自由さを感じ、勇気をもらいます。


妹のおかげでスムーズに会社が用意してくれた短期契約アパートに到着し、スタッフさんの案内で部屋へ上がります。

短期アパートのスタッフさんは高身長のイケメンフランス人でしたが、英語が話せると言っているものの単語とジェスチャーでよくわからず、ゴミの捨て方など質問しても理解してもらえず結局妹がほぼ全ての説明をフランス語で聞き、あとで翻訳してもらいました。

部屋の第一印象は古い‥こんなところに住むのか‥と思ったものの、よくよく思い出すとボストンで住んでいた部屋はもっと古かったうえ、入居時に掃除も行き届いてなく冷蔵庫の中はジャムのようなものがベタベタにこびり付き部屋のランプは蜘蛛の巣だらけでした。

当時、本当に掃除が済んでいるのか確認すると、不動産会社は確かに清掃会社に依頼し、レシートもあるの一点張りで助けてくれず、仕方無く自分で数日掛かりで掃除し、とても大変だった記憶が。

その時に比べればパリのアパートは大分綺麗で、クローゼットから出てきた埃だらけのブランケットを洗濯し床をモップ掛けするだけの数時間で大分快適になりました。

スタッフさんが帰り、日本から持参した除菌ウェットティッシュでテーブルや各引き出しの中など部屋中を拭き(私はこれをしないと落ち着きません)、荷物を置いて早めの夕食のためアパートのすぐそばのカフェへ。


パリ初めての食事はクロックマダムでした。


早めにアパートに戻り、20時〜22時の間に配達を予約した新しいスーツケースを待っていましたが結局来ませんでした。

妹曰く、週末はフランス人の仕事が適当になるので月曜に来るのではないかとのこと。

フランスでは約束の時間に来ない、折り返しの電話が来ないなどはよくあるそうで、アメリカでもよくあったので特に気にせずまた月曜に連絡することにしました。

2015年12月16日水曜日

パリに到着&日記スタート!

2015年12月中旬、アメリカ・カリフォルニアから東京を経て、初めてパリにやってきました!

これまで留学でカナダ英語圏2都市、主人の仕事に付いてアメリカ3都市で生活してきましたが、完全に言葉のわからない外国での生活は初めてになります。

カナダ留学中はホストファミリーとの生活だったので、そこで北米生活には抵抗がなくなり、アメリカ滞在中は特に大きな問題なく快適に過ごせました。

幸運なことにフランス留学中の妹がいるので色々と助けてもらってますが、パリでは到着直後から色々な壁に直面し、久々に大冒険の予感がするので、綱渡りな毎日の日記代わりにブログを始めることにしました。

またパリに来る前には様々なブログを拝見しパリの生活の様子や便利&お得情報等を参考にさせていただいたので、私の拙いブログもどなたかのお役に立てれば幸いです。