2015年12月17日木曜日

パリ到着、早速トラブル。スーツケースの破損

到着初日。

私達の乗った羽田発パリ行きのフライトは、先月の同時多発テロの影響か機内がガラガラでした。

前日の荷造りであまり寝ていなかった私は機内で爆睡していたため、あっという間にパリに到着していました。

入国審査の列で近くにいた日本人団体旅行の添乗員さんによると、普段は観光客で長く行列になりますが、テロ以降は空いていますよ〜とのこと。

列はどんどん進み、私達夫婦の番になりドキドキしながら進むと、ビザをちらりと見ただけで何の質問もなく通され驚きました。

アメリカでビザホルダーが入国審査する際は、仕事のことなど複数質問され結構時間が掛かります。

フランス語が心配だったのと、テロの影響で外国人の入国は厳しくなっているかと思っていたので、拍子抜けでした。


バゲージクレームで荷物を取ると、3つのスーツケースのうち1つの持ち手が取れてなくなっていました。

カウンターのスタッフに恐る恐る英語で聞いてみると上手な英語で返してくれたのでひと安心。

破損手荷物についての書類を記入し、その日の中にアパートまで新しいスーツケースを届けてもらえることになりました。


そして出口を出るとすぐ妹の姿が!

留学中のリヨンから2時間以上かけて空港まで来てもらってとてもありがたく‥フランス語が話せる家族の存在はとても心強いです。


タクシーでアパートへ向かう途中にスタジアムが見え、運転手さんが同時多発テロのあった場所の1つだと教えてくれました。


小さな範囲で、何度もテロ攻撃が起きている街にこれから住むことを実感し、少し怖く感じました。

11月のテロでは通りに面したレストランで食事中の人達が銃撃され、直後は人通りが少なくなった街の様子をニュースで見ましたが、1ヶ月たった今では大通り沿いのどちらのレストランも賑わっており、テラス席でもたくさんの人が食事をしていました。

楽しそうな人々を見てフランス人の強さと自由さを感じ、勇気をもらいます。


妹のおかげでスムーズに会社が用意してくれた短期契約アパートに到着し、スタッフさんの案内で部屋へ上がります。

短期アパートのスタッフさんは高身長のイケメンフランス人でしたが、英語が話せると言っているものの単語とジェスチャーでよくわからず、ゴミの捨て方など質問しても理解してもらえず結局妹がほぼ全ての説明をフランス語で聞き、あとで翻訳してもらいました。

部屋の第一印象は古い‥こんなところに住むのか‥と思ったものの、よくよく思い出すとボストンで住んでいた部屋はもっと古かったうえ、入居時に掃除も行き届いてなく冷蔵庫の中はジャムのようなものがベタベタにこびり付き部屋のランプは蜘蛛の巣だらけでした。

当時、本当に掃除が済んでいるのか確認すると、不動産会社は確かに清掃会社に依頼し、レシートもあるの一点張りで助けてくれず、仕方無く自分で数日掛かりで掃除し、とても大変だった記憶が。

その時に比べればパリのアパートは大分綺麗で、クローゼットから出てきた埃だらけのブランケットを洗濯し床をモップ掛けするだけの数時間で大分快適になりました。

スタッフさんが帰り、日本から持参した除菌ウェットティッシュでテーブルや各引き出しの中など部屋中を拭き(私はこれをしないと落ち着きません)、荷物を置いて早めの夕食のためアパートのすぐそばのカフェへ。


パリ初めての食事はクロックマダムでした。


早めにアパートに戻り、20時〜22時の間に配達を予約した新しいスーツケースを待っていましたが結局来ませんでした。

妹曰く、週末はフランス人の仕事が適当になるので月曜に来るのではないかとのこと。

フランスでは約束の時間に来ない、折り返しの電話が来ないなどはよくあるそうで、アメリカでもよくあったので特に気にせずまた月曜に連絡することにしました。

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