パリの街中はクリスマスはどこも閉まっていると聞いていましたが、ノートルダム大聖堂はクリスマスも中を見学できるとのことで、せっかく会社もお休みなので出掛けてみました。
家を出るとオペラ座周辺は全然人がいない!
カフェもお店もラファイエットですら閉まっているので、普段の雑踏が嘘のように静まり返っていました。
地下鉄もガラガラで、Pont Mari駅から地上に出ても誰もおらず本当に大聖堂が開いているのか不安になりました。
橋を渡りセーヌ川の中央に浮かぶサンルイ島へ入ると、数件のカフェやお土産やさんが開いており人がパラパラと増え始め、ノートルダム大聖堂のあるシテ島に入ると一気に人が増え、賑わっていました。
通りのカフェもお土産屋さんもみんな開いていました。
お土産屋さんに、先日プランタン前の帽子の売店で15ユーロで売っていたベレー帽と同じものを7ユーロで見つけて買いました。
周辺の通りや橋が通行止めになっており、中に入るには一度大聖堂裏の公園から対岸の方へ渡って、ぐるりと周る必要がありました。
その時に渡った橋もPont de l'Archevecheという有名な橋だったようで、この橋に恋人たちが南京錠をかけ、鍵をセーヌ川に投げ入れるとずっと結ばれると言われているそうです。
橋を歩いていると鍵を売り歩く人が声を掛けてきたり、近くに露店もありました。
鍵は一番小さいもので3ユーロ位でした。
ノートルダム大聖堂は対岸からもきれいに見えるので、写真をたくさん撮りました。
下はシテ島に戻る橋の上から撮った写真です。
橋を渡るとすぐ行列が見えました。
ノートルダム大聖堂に入る行列はすごく長くて、柵に囲まれた敷地内に入るまで約40分程掛かりました。
私たちはラッキーなことに、並び始めてすぐ近くのバスから20〜30人の団体旅行客グループが2つ降りてきて並びだしたので、行列がすごく長くなる直前に並ぶことができました。
敷地に入る前と大聖堂に入る前の2箇所で荷物のチェックがありました。
2度目の列は短いのですぐ入れます。
大聖堂前の広場には警察や軍人さんがたくさんいました。
大聖堂に入る前には帽子を脱ぐよう注意されます。
ここでベレー帽子を脱ぎ手に持っていたのですが、気がついたら失くしていました‥。
大聖堂の中は薄暗い中にたくさんのステンドグラスがとても美しいのですが、荘厳な雰囲気に似合わず非常にザワザワとしていました。
今まで行ったことのある教会で一番観光客がうるさかったように思います。
何度も係りの人が静かにするように注意したり、日本語も含めた様々な言語で、静かにするようにと注意のアナウンスが流れていました。
ステンドグラスを夢中で見上げて歩いていたので、全く帽子を落としたことに気付きませんでした。
ノートルダム大聖堂の後はカフェを求めて対岸のサンミッシェルまで歩きました。
川を渡るとすぐに見える立派な噴水が、1860年に作られたサンミッシェルの噴水というもので、有名な待ち合わせスポットだそうです。
近くでカフェを探していると、クレープリーが多いことに気が付きました。
クレープが有名な町なのかも?と思い取り敢えず栄えていそうなお店でバナナヌテラのクレープをいただきました。
後で調べたところ、このRue Saint Andre des Artsはクレープ屋さんが多くて有名だそうです。
クリスマスでもこのエリアはケバブ屋さんやパン屋さんも開いていました。
オペラ周辺はどこも閉まっているので、パンを買って帰りました。
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