2016年1月16日土曜日

フレンチアルプスのスキーリゾート、Chamrousseへ

旦那さんの会社のチーメメイトと一緒に、シャムルースへスキー旅行に行ってきました!

1968年に冬季オリンピックが行われた有名なスキーリゾートだそうですが、生まれる前なので聞いたことがありませんでした‥。

地図を見ると近くにはトリノが。

アルプスの雪山に期待が膨らみます。


パリのリヨン駅に朝7時半集合だったので6時台に家を出ましたが、外はまだ真っ暗でした。

7時過ぎに駅に着くと、カフェや売店も開いていて一安心。

PAULで朝ごはんを買いました。

いつも妹がパリに遊びに来るときに利用しているTGVなので、リヨン駅まで見送りに来たことはあるのですが、自分がここからTGVに乗るのは初めてです。

とても汚いと聞いて心配していたのですが、想像より綺麗でした。


座席にはテーブルもあり、狭いですがまあまあ快適です。

カフェカーで暖かいお茶を買いPAULで買ったパンと車内で朝ごはん。



TGVのカフェカー



パリからシャムルースの最寄り駅グルノーブル/Grenobleまでは、TGVで約3時間でした。

朝早く出たため朝食を食べた直後に爆睡。

あっという間に到着しました。

しかしTGV内はよくスリが出るようで、友人は目を話した隙にカバンを、また別の友人はトイレに行く際パソコンをテーブルに置いていくと戻った時なくなっていたと後から聞いたので、荷物はしっかり管理した方が良さそうです。

私たちは無防備にもテーブルにiPhoneを、足元にカバンを置いたまま2人で寝てしまいましたが、幸運なことにどちらも無事でした。


グルノーブルからシャムルースまではさらにバスで1時間です。

駅前をバスが出るとすぐ、岩山の上にバステューユ城砦が見えました。

山の下から城砦までの続く丸い変わった形のロープウェイも見えます。

その後バスで1時間程で、シャムルースに到着しました。

この1時間は曲がりくねった山道を走っていたようです。

私はバスで走る山道が大の苦手で、すぐ酔って吐いてしまうのでTGVを降りる前に酔い止めを飲んでおきました。

いつもアメリカで買った酔い止めを服用してますが、効果がすごく強く、大人は2錠のところ1錠だけの服用で、乗り物に座った瞬間猛烈に眠くなります。

おかげですぐ寝てしまい、あまり道中は覚えてませんがすごく揺れていた気がします。


シャムルースではキッチン付きのアパートのような宿泊施設に泊まります。

部屋には掃除道具が着いており、受付にチェックインをするときにシーツや枕カバーを借り、掃除やベッドメイク等全て自分で行うシステムです。

部屋に入ると、窓からは素晴らしい雪山の景色が広がっています。

雲も下の方に見えました。

同僚の人たちはアクティブな方が多く、すぐ着替えて滑りに行きましたが、13時を過ぎていたので、私たちは翌日から滑ることに。

スキー場の様子を見に散歩に行きました。

ゲレンデは広くてそこまで混んでいないし、リフトもコースもたくさんあって良さそうですが、雪は固そうでした。


グルノーブルの街の展望台から、晴れているとモンブランが見えると聞いていたので、シャムルースからも見えかと思い探したのですが、現地の人に聞くと、間に高い山がたくさんあるためここからは見られないそうです。

ゲレンデの麓に小さいモールがあり、カフェやレストラン、お土産屋さんが並んでいます。寒かったのでショコラ・ショーを注文。

雪を見ながらのショコラ・ショーは最高でした。


旦那さんは転勤したばかりですが、このチームは毎年スキー旅行をしているそうです。

冬の間、パリはずっと曇って灰色の空で気分も沈むので、山に綺麗な青空を見に来るそうです。

確かにこんな晴れた青空を見たのは久しぶりでした。

眼下に雲

日本のスキー場のようにナイターはなく、リフトも5時で終わってしまうため、夕方からスキー客はモールやホテルのバーに集まります。

私たちもみんなでバーへ。

元気なフランス人達は冷たいビールを飲んでいましたが寒がりの私たちはホットワインを。

甘くて美味しいワインが冷えた体に染み渡ります。


アイリッシュコーヒーも驚くほど美味しかったです。

クリームがたっぷりでカロリーは恐ろしく高そうですが。


その後レストランへ移動しフランス式バーベキューを楽しみました。

私はこれで食中毒になり翌日病院へ行くのですが‥薬を飲み夕方からは滑りに行けました。

日本に住んでいた時に年に2〜3回はスノーボードに行っていたのですが、旦那さんは2回目で、1回目は大人数で教えてもらいほとんど上達しなかったそうなので、簡単なコースへのリフトだけ利用できる券13ユーロを買いました。

中腹くらいまでしか行けないのですが、それでも景色はとても綺麗でした。


雪を被ったグランドキャニオンのような景色が広がっていました。


旦那さんは立つ練習からだったので中腹から下までも1時間以上掛かりました。

何度も転びながら進んだので、空いていたのは良かったです。

スノボ1日目は何とかゆっくり進んで止まれるようになりました。


翌日2日目は夕方に帰る予定だったので、朝からゲレンデへ出て練習。

午後には転ばす木の葉滑りができるようになりました。

旦那さんが木の葉で降りていくのを私もターンしながら追いかけ、2日目はしっかり楽しめました。


前日から食中毒の薬を飲んでいてほとんど何も食べていなかったので、カフェでワッフルを食べて休憩しました。

グルノーブルオリンピックのポスターがありました。


また今回靴とボードはモール内でレンタルしましたが、ウェアや小物は自分のを持っていくのが一般的と聞きパリで購入しました。

ソルド中でかなり安く上下で70ユーロ程で買えました。

ゴーグルとグローブも安いものは10ユーロ以下でありました。

確かにレンタルショップも少なく、ウェアなど揃っていないようなので事前に購入して正解でした。

またフランスではスキーリゾートに来てもスキーをしないことも多く、ただ周りを散歩したり雪を見ながらカフェでくつろいだりするだけの人も多いそうです。

同僚の中でもスキーをしない人は雪の中を歩くツアーに参加していました。

今回の旅は体調が最悪でしたが、フレンチアルプスの美しい景色の中でスノボができたのは良い経験になりました。

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