コンコルド広場の真横にあるこちらの建物です。
この建物の由来は、元々は王室の権力を示すための広場のプロジェクトの1つで、ルイ15世がAnge-Jacques Gabrielに命じRue de Royalを挟んだ2つのパレスを1758年に着工しました。
ルイ15世は1765年から1768年の間にこのパレス"Garde-meuble de la Couronne"に移る計画をし、1774年に移りました。フランス革命の間にフランス軍はヴェルサイユからパリに移ることになり、1789年からこのHotel du Garde-meubleの一部に入り、1806年からHotel de la Marineとなったそうです。
以上英語パンフレットの情報です‥
12時頃コンコルド駅に着き広場を歩いて行くと建物が見え、もう行列していました。20分程並び中へ。
中ではまずセキュリティチェク。荷物検査に金属探知機のゲートも潜りました。
そこは玄関ホールのような場所で大きな階段があり、重要な部屋がある2階へと繋がります。
手すりには海軍のエンブレムが。
階段を上がると、廊下は人がごった返しなかなか部屋の中へ入れません。
やっと入れても見学できるのは3つの部屋とバルコニー部分のみでした。
みんなこの貴重な機会に内部を見たかったようです。
海軍の本部として長く使われていたので、豪華な装飾の随所にエンブレムが施されていました。
アメリカを独立国家と認める条約や奴隷制度廃止の調印が行われたのは恐らくこの部屋だと思います。
残念ながら係りの方の説明がフランス語のみだったので良くわからず、普段は見られない貴重な場所を見ているのに歯がゆい思いです。
早く語学学校を決めなければ。
見学できたお部屋は全てコンコルド広場に面した側でした。
ピアノが置いてある部屋と奥のサロンが繋がっていて、こちらが外交サロンかと思われます。
すごいシャンデリア。
部屋の端にロープが張られその外側の狭い通路しか歩けないので、混み合って廊下から中々進めなかったようです。
バルコニーからはコンコルド広場が一望できました。
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バルコニーからの眺め |
中庭から見える他の部屋は普通のオフィスのようで、ロッカーやデスクが並んでいました。
歴史的な建物ですが実用的に使われているのが見えました。
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中庭 |
この見学会の後は改装工事のためしばらく入れないとのことで、貴重な体験ができました。
フランスなので当然ですが、フランス語ができないと色々と損だと再度実感。
勉強のモチベーションに繋げなければ。
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